Excelで行や列を選択する作業が、ショートカットで完結するのをご存じでしょうか。
通常、Excel上で行番号や列番号をクリックしたり、マウスで範囲を指定することで行や列は選択できます。
実はショートカットを使うことで、この作業が素早くできるのです。
本記事では下記の流れで「Excelの列と行を選択するショートカットの使い方」を画像付きで解説していきます。
- Excelの行全体・列全体を選択するショートカット
- Excelの行全体選択のショートカットが使えないケース
- Excelの行と列を一部のみ選択するショートカット
Excelで列全体を選択するショートカット
まずExcelで列全体を選択するショートカットについてです。
ショートカットを使わない場合、下図のように列のアルファベットをクリックすることで列全体を選択することができます。
一方、ショートカットで列全体を選択する方法はこちらです。
Excelで列全体を選択するショートカット
選択したい列のセルにカーソルがある状態で、
Ctrl と Space を同時に押す
※ショートカットを使う時点でカーソルが置いてある列全体が選択されます。
(下図の場合はC5が選択されているのでC列全体が選択されます。)
Excelで行全体を選択するショートカット
次に、Excelで行全体を選択するショートカットです。
ショートカットを使わない場合、下図のように行番号をクリックすることで行全体を選択することができます。
一方、ショートカットで行全体を選択する方法はこちらです。
Excelで行全体を選択するショートカット
選択したい行のセルにカーソルがある状態で、
Shift と Space を同時に押す
※ショートカットを使う時点でカーソルが置いてある行全体が選択されます。
(下図の場合はC5が選択されているので5行目全体が選択されます。)
Excelで行全体を選択するショートカットが使えないケース
上記で説明した行全体を選択するショートカットが使えないケースがあります。
それは入力モードが「全角かな」になっている場合です。
この場合Shift と Space を同時に押しても行全体が選択されないのです。
少し面倒ですが、半角入力モードに変更してからShift と Space を押すようにしましょう。
Excelで行と列の一部を選択するショートカット
最後に、ショートカットで行や列の一部を選択する方法を紹介します。
まずそもそもExcelではShiftを押しながら矢印キーで移動した範囲を選択することができます。
また、この操作の際にCtrlを一緒に使うと、次の空白セルまでの列・行を一気に選択することができるのです。
Excelで空白セルまでの列を選択するショートカット
選択したい列の一番上から
CtrlとShiftと↓ を同時に押す
Excelで空白セルまでの行を選択するショートカット
選択したい行の一番左から
CtrlとShiftと→ を同時に押す
まとめ:Excelで行と列を選択するショートカット一覧
本記事ではExcelで行と列を選択するショートカットを解説してきました。
最後に本日紹介したショートカットを一覧でまとめます。
Excelで列や行を選択するショートカット一覧
- 列全体を選択:Ctrl と Space
- 行全体を選択:Shift と Space
- 空白セルまでの列を選択:CtrlとShiftと↓
- 空白セルまでの行を選択:CtrlとShiftと→
以上が行や列を選択するショートカットの紹介でした。
この作業ができることで、行の削除や表のレイアウト調整作業のスピードが格段に向上します。
仕事の効率が上がること間違いなしなので、ぜひ活用してみてください。
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