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「社会人1年目の教科書」を学生の頃の自分が読めていたら

今回は菅沼勇基さんが書かれた「社会人1年目の教科書」という本を読んで、もし自分が学生時代にこの本に出会えていたらという観点から記事を書いていきます。

この本から学んだことを学生時代の自分に伝えるつもりで書いていくので参考にしていただけたら嬉しいです。

この記事を読んでほしい人
  • 「社会人1年目の教科書」の概要を知りたい人
  • この本を学生が読む意義を知りたい人
  • 実際に何を実践した良いのか知りたい人

私自身は今まさに社会人1年目としての生活をスタートしており「仕事の参考になれば」という思いから当書籍を手に取りました。

実際に読んでみると「学生のうちに知りたかったな」と感じる内容も多かったため、書籍の内容を抜粋し自身の経験と照らし合わせながら記事にしていきます。

 

「社会人1年目の教科書」の概要

まず簡単にこの書籍の概要からですが、この書籍を一言で表すなら「働くことで人生を豊かにするための教科書」といったところでしょうか。

私自身、この本を手に取った時は「社会人1年目の教科書」というタイトルから仕事術に関する本だと勝手に想定していましたが、実際に読んでみるとそれだけではありませんでした。

  1. 「仕事」そのものの捉え方
  2. 「目標」の定め方と達成方法
  3. 社会人としての「人間関係」
  4. 「成長」の定義と方法

このような流れで構成されており、学生のうちに読めていたら「仕事に対するイメージ」と「学生のうちにできること」を学ぶことができていたのにな、と感じました。

その中でも特に「目標」に関する章に関しては、年齢を問わず学べる部分が多いように感じたので本書の内容と自分の考えを記載していきたいと思います。

学生のうちに考えたい目標の立て方

社会人1年目の教科書というタイトルではありますが、この書籍で書かれている「目標」とは、必ずしも”社会人における”目標というものだけではありません。

人生という長いスパンで考えた時の「目標」です。

まず「社会人の目標」と聞いてイメージされるのは以下のようなものではないでしょうか?

  • 会社の営業でトップの成績を残す
  • 3年後までに年収○○万を目指す
  • 同期の中で一番に出世する

一方で「人生の目標」とは以下のようなものになります。

  • ○○歳までに結婚して家庭を持つ
  • 毎年4回は海外旅行に行きたい
  • 若い人の夢を手助けする仕事がしたい

 

この両者における学生時代から意識すべき明確な違いは「仕事」の捉え方です。

前者は仕事そのもので達成したい目標となり、後者の場合は人生の目標を達成するために「仕事」を選択、遂行するという考え方です。

本書では両方の目標について記述がありますが、私個人の考えとしては後者の「人生の目標」を達成する過程に「仕事」が存在するという思考法がベストなのではないかと思っています。

というのも就職後は、仕事が人生の大半を占めるようになり生活のスタイルも仕事に大きく依存することになるからです。

 

かいぼー
かいぼー
海外旅行を人生の軸にするならリモートワークが出来る仕事や海外出張が多い仕事を選択するとよいかもしれません。

このように、人生の目標を定め、そこに向けた人生の選択をしていく。という感覚を学生のうちから持つことが重要なのではないでしょうか。

人生の目標を定める「やりたいことリスト」

かいぼー
かいぼー
そうは言っても人生の目標ややりたいことを見つけるのは難しいですよね。

そこで、人生の目標の定め方として、本書では「人生における100のやりたいことリスト」を作成するという方法が提案されています。

このやりたいことは全く現実味の無いことでも構いません。時間やお金の障壁はひとまず考えずにとにかくやりたいことを書くのです。

私のリストの一部は以下の通りです。

  • キャンピングカーで日本一周をする
  • 家族を海外旅行に連れていく
  • 何度も移住を繰り返して生活する
  • 時間と場所に縛られない働き方をする
  • 一度でいいから起業する

実現できそうなものもあれば夢物語のようなものもありますが、この「100のやりたいことリスト」は何を書いても問題ありません。

リストとして視覚化することによって、これらを達成するための人生の選択をすることが出来るようになります。となると当然リストを作るのは若いうちの方が良いでしょう。

もちろん一度作成したリストを書き換えたりすることも可能なので、思いつくものを空いた時間などで書き出していきましょう。

かいぼー
かいぼー
本の中には「目標には期限を設けるべき」と書いてあったので余裕があれば「○○歳までに」という期限設定をしてもいいかもしれません。

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学生時代に読んでいたら「リスト作り」をする

ということで結論としては、私が学生時代に「社会人1年目の教科書」を読んでいたら「人生における100のやりたいことリスト」を作成します。

そして「やりたいことリスト」を達成できる可能性の高い条件の仕事を選べるように学生のうちから勉強する分野を決めていくかな、と思います。

「将来の夢」や「やりたいこと」と考えると思いつかないことが多いですが、必ずしも職業を目標として設定しなくても良いと捉えると考えやすいです。

この「社会人1年目の教科書」は、本のタイトル以上に多くの人に刺さる内容だと思うので、気になる方は是非手に取ってみてください。

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