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浪人が就職に与える影響はない!社会人1年目が実体験を語る。

今回のテーマは「浪人が就職に影響するのか」についてです。

私は1年間浪人して大学に入学し、すでに就活を終えた若手社会人です。

この記事では、以下の2点を解説していきます。

  1. 浪人が就職に影響しないと感じた3つの理由
  2. 浪人を就職の悪影響としないための対処法

こういった話を先輩たちから聞くのは、意外にも難しいものです。
私も浪人する前や、就活を迎えるときはかなり悩んだテーマでした。

本記事を通して悩みを解決できるよう解説していきます。
最後まで読んでいってくれると嬉しいです。

本記事を読んでほしい人
  • 浪人するかどうか迷っていて就職への影響を知りたい人
  • 子どもを浪人させるか迷っている親御さん
  • 浪人経験があり就職活動をするのが不安な人
  • 社会人になった後に同期との年齢の差が影響しないか不安な人

 

それでは、本記事の構成はこちら。

 

結論「浪人が就職に与える影響はない」

大学受験で浪人したことは就職にほとんど影響しません。大学受験で浪人したことなんて、就職活動ではほぼ影響しないよ、って話。

まず結論。「浪人が就職に与える影響はありません。」

大学受験で浪人した私は、この記事を書く1年ほど前に就職活動をしました。

今は新卒で入社した日系コンサルファームで働いています。

そんな私ですが、今まで浪人が就職に与える悪影響を感じたことは1度もありません。

私がこう言い切れる理由を3つ解説します。

 

1. 就職面接で浪人の質問はほぼない

「就職活動の面接で浪人についての質問がほぼない」ということが、浪人が就職に影響しないと考えている理由の1つ目です。

面接を受ける前は以下のような質問を覚悟していました。

  • 浪人した理由は何なのか?
  • 浪人した経験から学んだことはあるか?
  • 現役のときには勉強してなかったのか?
  • 大学受験の反省点は何か?今後どう活かすか?

ですが、実際の面接で浪人について深掘りされることはありませんでした。
(面接序盤のアイスブレイク的な質問として聞かれることはありましたが。)

就職活動中の新卒学生にとって、浪人生活は4年も前の話です。
面接官からしたら、大して興味がないんです。笑

仮に浪人について質問されても、回答次第で高評価にできます。
詳しくはこの記事の後半で解説します。

 

2. 大学入学時と卒業時では浪人の捉え方がちがう

「大学入学時と卒業時では浪人の捉え方がちがう」ということが、浪人が就職に影響しないと考えている理由の2つ目です。

大学入学時と卒業時を比較して説明します。

 

大学入学時の浪人の捉え方

大学入学時に浪人経験を明かすと、それなりに周囲に驚かれることがあります。

なぜなら、大学入学時は「人生の中で学年と年齢がズレるというイベントが発生する最初のタイミング」だからです。

この時の感覚を想像すると、就職活動時も「浪人」が少数派になってしまうのではないかという懸念を抱きがちですが、大学卒業時は状況が異なります。

 

大学卒業時の浪人の捉え方

一方で、大学卒業時=就職時の浪人の捉え方は、とても軽いものになっています。

なぜなら大学卒業までに年齢と学年のズレが頻発するからです。

  • 大学受験時に浪人するひと
  • 大学で単位が足りずに留年するひと
  • 海外留学や自分を見つめ直すために休学をするひと
  • 最初の就活で満足できず就職浪人するひと

このように、浪人による年齢と学年のズレは気にならない環境になっています。

社会人である面接官からしたら尚更です。
「大卒時の就活は浪人が特殊ではない環境である」と認識して良いでしょう。

 

4年生大学の学部卒と大学院まで進んだ修士卒の学生が同じ土俵で面接を受けることも珍しくありません。年齢よりも経験してきた内容やポテンシャルが就職では重要になります。

 

3. 就職後に年齢の概念はほぼなくなる

「就職後には年齢の概念がほぼなくなる」ということが、浪人が就職に影響しないと考えている理由の3つ目です。

これは働き始めてから気づいたことですが…
就職後に「誰が何歳なのか」を気にする機会はほぼゼロです。

就活でも企業にとっては、年齢より「活躍できる可能性があるか」が重要なのです。

1~2つほど年齢が上であっても、見込みのある学生のことは採用してくれますのでご安心を。

 

以上、浪人が就職に影響しない理由をまとめると以下のようになります。

浪人が就職に影響しない理由
  1. 就職活動の面接で浪人のことはほぼ聞かれない
  2. 大学入学時と卒業時では浪人の捉え方がちがう
  3. 就職後には年齢の概念がほぼなくなる

 

それでは、最後に「浪人が就職に悪影響を及ぼさないようにするためにできること」について解説したいと思います。

 

浪人が就職に悪影響とならないように意識すべきこと

浪人経験をプラス評価に変える方法浪人したことをプラス評価にするために今からできること。

ここまで「浪人は就職に影響しない」という話を書いてきました。

ただ、浪人時代の過ごし方や、面接時のちょっとした質問への受け答え次第では、浪人という1年間がマイナスに捉えられてしまうこともあります。

この章では、浪人生の立場と就活生の立場の両面から、「浪人が就職に悪い影響を与えないようにできること」について解説していきます。

 

浪人生のうちにできること

まずは浪人生の立場から「浪人が就職に悪い影響を与えないようにできること」を解説していきます。

(既に大学生になっているという人は少し読み飛ばしてください。)

ここでは2つの方法を説明します。

 

その1:第1志望の大学を目指す

1つ目は「第1志望の大学を目指す」というものです。

当然ながら、やりたいことが明確にあるのであれば、第1志望の大学に入ることが就職に好影響を与えるはずです。

また、やりたいことが明確になくても、第1志望の大学を目指すことには意味があります。

なぜなら、妥協をせずに受験勉強をした結果の大学名が、就職活動時に「努力の証明」となって自身を助けてくれるからです。

私は人生や就活で「学歴が全てである」だとは思っていません。

しかし、受験勉強を頑張った証明になる学歴を1つの判断基準としている企業が、一定数存在することは認識しておくべきです、、、

 

その2:自分の課題を考えながら勉強する

2つ目は「自分の課題を考えながら勉強する」ということです。

大学受験では試験の点数を上げるという目標があります。

そしてその目標に向けて、試験当日という締め切りまで日々改善を繰り返すことになるのです。

  1. 受験勉強をする
  2. 模試を受ける
  3. 模試の結果から弱点を把握する
  4. 「改善した勉強法で」受験勉強をする
  5. 模試を受ける

この繰り返し作業は、大学受験が終わってからも必ず役に立ちます。

  • スポーツをするときの上達プロセス
  • 大学での研究、実験での試行プロセス
  • 営業の受注率を上げるための改善プロセス

仕事でも求められるこのスキルを身につけ、浪人時代に意識していたことや、浪人経験を活かして試行錯誤した出来事を語れば、就職活動においてもプラスになるはずです。

 

浪人を経験した就活生ができること

次に、就活生として「浪人が就職に悪い影響を与えないようにできること」を2つ挙げて解説していきます。

 

その1:浪人中に学んだことを思い出し、面接で話せるようにする

就活生ができること1つ目は「浪人中に学んだことを面接でプラス評価にすること」です。

冒頭に記載したように、就職活動中に浪人の話はあまり出ませんが、いざ質問されたときに適切な受け答えをすることで、浪人生活をプラス評価に変えることができます。

そのためにも、浪人生活という特殊な環境下で学んだことを言語化し、働く上での自分のポテンシャルを示せるようにしておきましょう。

  1. 浪人中は目標の設定・修正を繰り返し計画的に勉強をした。
  2. 目標時間に未達の週は、原因分析・改善していった。
  3. その結果、自己管理能力が身に付いた。
  4. 大学の研究では複数のテーマを追求する際に役立った。
  5. 就職後もこの能力を活かし、会社に貢献できると考えている。

こちらの例のように、自分が就職後に発揮できる強みを裏付けるエピソードとして浪人生活を活用すると、マイナスどころかプラス評価にすることができます。

浪人という大変な経験をしていることを強みに変えるためにも、自分が浪人から何を学んだのかを思い出してみましょう。

 

その2:浪人経験を成長の起点として話す

就活生ができること2つ目は「浪人生活を失敗と認めて成長の起点とする」ことです。

上記に挙げたように浪人生活を成長の場として語れるのであればベストですが、中には「浪人生活が上手くいかなかった」という方もいるのではないでしょうか。

そんな方は、素直に浪人生活が上手くいかなかったと認めてしまい、その反省と悔しさを大学生活での成長に繋げたという話し方をしましょう。

  1. 浪人中は目標成績まで到達しなかった。
  2. 原因は目標を細分化していなかったためである。
  3. 反省し、大学生活では目標を細分化、具体化した。
  4. サークル活動では、メンバー募集方法を改善し、目標であった「メンバー100人突破」を達成することができた。
  5. 目標達成力という強みを活かして今後は働いていきたい。

 

まとめ「就職は別問題。浪人生活を悲観しないように。」

以上、今回は「浪人することが就職に影響するのか」というテーマについて書いてきました。

私もこれまでに浪人や休学を経験しましたが、結局は「その時にできるベストを尽くすこと」が大切だと思います。

浪人するという決断をしたのならば、もう勉強するしかないですからね。

(結果が合格でも不合格でも、努力で得た自分の成長は残るので安心してください。)

ちなみに、授業中に質問がしやすいことが特徴の「オンライン家庭教師」というものがあるのですが、今なら無料で体験できるようです。

私が受験生のころは無かったサービスなので、かなりうらやましいです。笑



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試すだけなら損しないので、参考までに。

かいぼー
かいぼー
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