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【ガクチカ】就活で話したスーパーのアルバイトで学んだこと

就活|スーパーのアルバイトについて話すことができるエピソード

 

就活では、アルバイト経験を話す機会がとても多いですよね。

ただ、経験してきたアルバイトの内容次第では、話題を作るのが難しいのが現実です。

私の就活中も、今回取り上げる「スーパーでのアルバイトやレジ打ち」に関しては、話す内容に困ったのを覚えています。

kaibo
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掛け持ちしていた塾講師のバイトのほうが就活では話しやすかったのを覚えています。

 

こんな悩みを持つ人に向けた記事です
  • スーパーでのバイトは単純作業が多く就活で話す内容がない
  • スーパーのバイトしかしてないから就活の面接で困る
  • スーパーのバイトについて就活で話せる具体例が知りたい

 

今回の記事では、そんなスーパーのアルバイト経験者に向けて、当時話した「学んだこと」エピソードの具体例を記載します。

私の職場での面接官としての視点も交えながらご説明していきます。

 

スーパーでのアルバイト経験を就活で話すなら

大前提として、評価に繋がるようなアルバイトのエピソードを話す上で、重要な2点を意識しましょう。

  1. 内定後に企業で活躍するイメージに繋げられるか
  2. 深堀りされたときに独自性を発揮できるか

 

①内定後に企業で活躍するイメージに繋げられるか

結局のところ、面接の場で求められるのは「今までこういう経験をしてきました。だから御社で活躍できる可能性が高いです。」というアピールです。

この信ぴょう性を高めるための証拠として、経験に関するエピソードが求められます。

 

kaibo
kaibo
企業側もあなたが活躍できるかなんて入社するまでわからないんです。

 

あくまでエピソードは、自分を証明する手段として捉えましょう。

その企業に対して「こんな自分を証明したい!だからこのエピソードを選ぶ。」と戦略的にエピソードを選択することが大切です。

 

②深堀りされたときに独自性を発揮できるか

もう1つ大事なのは、「深堀り」されたときの独自性です。

就活面接では深堀りされるのが通常ですが、薄いエピソードだと独自性もなく説得力に欠けたエピソードになってしまいます。

エピソードを決めたら自分で深堀りをしてみて、就活面接で意味を持つ話にできるように準備をしておくことが重要です。

深堀りされる質問例

  • その経験から学んだことはなんですか?
  • その時どのように感じたのですか?
  • 今後の仕事や人生にどう活かしたいですか?
  • 他に似たような経験はありますか?
  • その経験が活きたエピソードはありますか?
  • 今のあなただったらその時どうしてますか?

 

kaibo
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自分のエピソードに対して、このあたりの質問にどう答えるか考えてみましょう。

 

実例:スーパーのアルバイトエピソード2選

ここからは私が実際に就活で話した、スーパーのアルバイト経験に関連するエピソードを2つ記載していきます。

※せっかくなのでES風に書いていきます。

そのエピソードで自分の何をアピールしたかったのかも併せて記載しますので、皆さんのエピソード選定の参考にしていただけると嬉しいです。

 

  1. スーパーのバイトで仕事の分担を再編成した話
  2. スーパーのレジ打ちパートさんから教わったことの話

 

①スーパーのバイトの仕事分担を再編成した話

スーパーのバイト同士で流れで決まっていた仕事の分担を再編成したという話です。

何をどのように解決したのか意識して話すことが大切になります。

Q. アルバイトでご自身の強みが発揮されたエピソードを書いてください。

A.
スーパーでアルバイトをしていた際に、アルバイト同士の仕事の分担を再編成する取り組みを行ったときは、自身の「集団内での調整力」が発揮されたと感じています。

当時は入社年度が古い人ほど希望の仕事をできるという暗黙の了解がある職場だったため、新しく入ったバイトの学生にとっては嫌な仕事(ごみ捨て、レジ打ち長時間 等)が振られてしまいがちであるという問題がありました。

一方で古株の社員からすると、「配慮が必要で難しい仕事(発注、品出し等)を引き受けている。」という意識もあり、バイト間での人間関係にも影響を及ぼしていました。

そこで私は社員とも相談の上で、全員が平等に分担するルールを作りました。古株社員から反発もありましたが「お互いの仕事を認識する期間であり、認識した上で分担の比率は考えよう。」と説得し、ルールを定着させることに成功しました。

結果としては全員が業務の全体像を把握することに繋がり、その上で元の分担に近い形に落ち着くことになりました。ただし以前よりは流動的に分担を変えることもできるようになったり、全員がある程度納得したで分担を引き受けてくれるので、バイト全体の満足度向上に繋げることができました。

それぞれの人にとって見えている世界は異なることを認識した上で、各メンバーと調整したこの経験では、自身の強みを発揮できたと感じています。

正直、この経験に関しては、社員が主導で行っていた取り組みです。

説得に関しても雑談の中でポロっとひと言話をしただけです。

ただ、私がアピールしたい強みとエピソードが合致したので細かな設定を練り、ちょっと盛ることで就活でも使えるようなエピソードにできたと思います。

 

②スーパーのレジ打ちのパートさんから教わったこと

2つ目のエピソードはスーパーのレジ打ちをしていたパートさんから教わった仕事の心構えについてです。

学んだことに対して、今後どう生かせそうかを明文化しています。

Q.アルバイト経験の中で学んだことがあれば教えてください。

A.
スーパーでレジ打ちのアルバイトをしていた時に、一緒に働いていたパートの方から仕事に対する心構え、考え方の大切さを学びました。

私は当時、レジ打ちの業務に対して「単純作業で成長もなく、あまり意義のない仕事」と捉えていました。今思えば未熟な考え方ですが、この考えの影響でレジ打ちは楽しいものではなく、むしろ嫌いな業務でした。

そんな時にパートの方から、「レジはスーパーの中で最後に通過する場所だから、そのお客さんのお店に対する印象を左右する役割を担っている」というレジ打ち業務に対する考え方を教わりました。

確かに、そのパートの方は普段から丁寧かつ迅速な接客で有名で、明らかにお客さんの満足度を高めていました。当時はバイトである私1人でお店の売上を左右するのは難しいと考えていましたが、レジでの接客だけでも、リピート客の獲得・売上向上に影響するかもしれないと気づき、バイトに対する姿勢が変化しました。

経営する側の立場であれば、このレジ打ちの役割も認識するのは容易だったのかもしれませんが、現場レベルで認識することがいかに難しく、大切なことなのかを学ばされた瞬間でもありました。

社会人として働いていく際も、現場でしかみえない世界で判断するのではなく、自分の仕事が企業という組織の中で、どんな役割・影響を持っているのか常に考えながら仕事をしたいと考えております。

 

この経験は実話ですが、スーパーという組織の中だからこそ得られた経験や考え方であり、就活でも活用していました。

 

まとめ:スーパーやレジ打ちのバイト経験も就活で話せる

スーパーでのバイト経験について、就活で話ができるような具体例と一緒にまとめました。

  • バイト中のちょっとした会話の内容
  • バイトの業務でちょっとだけ工夫したこと

 

どんなに小さい出来事でも、そこからの学びや得たものは必ずあるはずです。

大したことない。と勝手に判断することなく、就活で使えるエピソードがないか、改めて見直してみましょう。

 

kaibo
kaibo
最後まで読んでいただきありがとうございました!